脂肪は、ほどよくあるほうがいい!

前記事 「太り過ぎ」は「やせ」よりも長生きする? では、 ヤセよりも、ぽっちゃり(太り過ぎ、ちょいブト)のほうが 長生きすることをお話ししました。 また、明らかな肥満は長生きしないことも明らかです。 今回はこれについて、わかりやすく考察を試みました。 実は、 脂肪は、人間の存在に絶対に不可欠なのです。 なぜなら、 エネルギーの貯蔵と言う働きばかりでなく、 “免疫予備能”ともいえる働きがあるからです。 つまり、 脂肪細胞は様々なメッセージ物質(サイトカインと呼ばれます)を放出して、 免疫力に関与しているのです。 脂肪を下げすぎると免疫が下がる ことは歴然とわかっています。 がんに対する免疫も同様です。 ヤセていると、脂肪が少ないので、免疫力が下がる。 つまり、ヤセていると、がんになりやすいということです。    
それなら、どうして肥満は長生きしないのでしょうか。 脂肪がたくさんあるのだから、 肥満の人は免疫力が強いということになりますよね。 太っている場合の病気のリスクは? 血管性の病変を起こしやすい、 動脈硬化のリスクを高め、 心筋梗塞、脳卒中などの重篤な病気を引き起こすことです。 これは、 脂肪が多くなると、 免疫細胞が“暴走”してしまうのです。 「免疫の暴走」とは何なのか? メタボの人の脂肪細胞は、 「敵がいるぞ」という警告を伝えるメッセージ物質を 誤って放出していることが分かってきました。 それを受け取った免疫細胞は、     活性化して「戦闘モード」に変化し、     自らも「敵がいるぞ」という誤ったメッセージを拡散していきます。     こうして暴走状態となった免疫細胞が、     動脈硬化や心筋梗塞、     さらには糖尿病など、     さまざまな病気を引き起こしうるというのです。       メタボというと、     単なる、お腹でっぷりの体型の問題と思われがちですが実は、 その体内では大変なことが起きているのですね。     【豆知識】 通常は、 脂肪細胞より善玉のメッセージ(緑の矢印 )が分泌されますが、 肥満になると善玉が減り、悪玉のメッセージ(赤の矢印 )が 増えてしまいます。 他にもさまざまな因子が脂肪組織において、産生・分泌されています。
                    最後まで、お読みいただきありがとうございます。 今後もよろしくお願いいたします。 次回もお楽しみに!   人生100年の時代となりました。 このプログは、超長寿化をどのようにして、 恩恵として享受したら良いかを模索しています。 そして、老いつつある日本を活性化することにお役に立てればと、 企画を試みています。 できるだけ分かりやすくお伝えし、 皆さんが、楽しく読んでいただけたら幸いです。
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