糖尿病って誰でも、聞いたことありますよね。
世界の糖尿病の人口は、爆発的に増え続けています。
2015年の調査で糖尿病有病者数は4億1,500万人に上り、
20~79歳の成人の糖尿病罹患率は8.8%で、
11人に1人が糖尿病と推定されています。
人生、100年時代になりました。
けど、だれでも100歳まで生きれる、と言う訳ではありません。
糖尿病があると、
100歳まで生きるのに不利になることが知られています。
100歳まで生きたい人は、糖尿病の予防をキチンとしましょう。
また、糖尿病の人は、キチンと血糖コントロールをしていきましょう。
いずれの場合も、食事、運動、睡眠に気を付けることは、
とても大切なことです。
糖尿病てどんな病気?
インスリンは、膵臓で作られ,分泌されるホルモンです。
体の中では、唯一の血糖値を下げるホルモンです。
膵臓は胃の背側にある横に細長い臓器です。
糖尿病の病態は、このインスリンの作用不足で、
慢性の高血糖状態をもたらします。
そして、慢性の高血糖状態が様々な合併症をもたらします。
糖尿病にはいくつかの種類がありますが、
一般的に糖尿病と言うと、
2型糖尿病と言われる糖尿病で、全糖尿病の90%以上を占め、
単に糖尿病と言うと2型糖尿病を指していることが多いようです。
2型糖尿病は、いわゆる生活習慣病です。
インスリンの産生・分泌が低下したり、
インスリンがあっても、効きづらくなったり(” インスリン抵抗性 ”と言います)、
↓
これに、
過食、運動不足、睡眠不足、肥満、ストレス、加齢
が加わり、
↓
発症
します。
ところで、
血糖値がある程度高くなると(閾値を超えると)、
血糖値に相関して尿中に糖が排出されるようになります。
この現象が、” 糖尿病 ” と呼ばれる由来ですよね。
ですから、「尿に糖が混じるなんて、よくないことだ」
と思いますよね。
もちろん、これは正しいです。
しかし、
糖の尿中への排泄を促進することで、
血糖値を下げる、
という働きをする新薬が出てきました!
もう世に出て、しばらく経ちますが、
初めのころは、
血糖値は下がっても本末転倒ではないか、・・・
尿に糖が混じるから糖尿病なのに、・・・
と感覚的に受け入れがたいものでした。
実は、この薬、
今やメタボに効果が期待されています。
次回、紹介しますね。
お楽しみに!
最後まで、ブログお読みいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。
人生100年の時代となりました。
このプログは、超長寿化をどのようにして、
恩恵として享受したら良いかを模索しています。
そして、老いつつある日本を活性化することにお役に立てればと、
企画を試みています。
できるだけ分かりやすくお伝えし、
皆さんが、楽しく読んでいただけたら幸いです。